孫の誕生「お食い初め」

我が家には二人の孫がおります。
ふたりとも女の子で可愛い盛りですね。

私の孫は長男の子供ですが、仕事の関係上、
現在は和歌山に住んでおります。
ですから内孫ですが会えるのは２ヶ月に１回程度ですね。

そういえば先日に「お食い初め」の儀式をしました。
「お食い初め」というのは、子供が産まれて、
１００日が経過したときに行う行事です。
※地方により１１０日・１２０日と多少遅い場合もありますね。

このお食い初めですが、
子供が一生、食べ物に困らないようにと願いを込め、
赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式です。

いわゆる離乳食が始まる時期に祝い膳をし、赤ちゃんにお箸で
それらの食べ物を口元に運び、食べる真似をさせるというものです。

本格的な食べ方の順番は、
飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをします。
この場合に、「ひとつぶなめ」といわれるように
一粒だけでも食べさせるようにします。

現在でも祝い膳一式は母方の実家から贈る習わしは残っていますが、
祝い膳の代わりに幼児用の食器を送る傾向もあります。
このお食い初めには両親と祖父母が揃って膳を囲むこともありますが、
両親だけで行うこともあるようです。
我が子の成長を祈っての儀式ですから家族だけでの儀式も構いません。
男の子なら乙さんが、女の子ならお母さんがお箸でお料理を運ぶのが
従来の習わしのようですね。